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CBDオイルのOEMの進め方【高品質・小ロット・低予算・短納期】

 この記事はCBDオイルをOEMで製造することを検討されている方向けの記事です。売れるCBDオイルを作るために知っておくと役に立つことについて解説していきます。

弊社では、CBD事業者様向けにヘンプ由来原料(CBD、CBG、CBN、テルペンなど)の卸売をしております。ご興味ある方は、弊社取り扱い中の原料ページをご覧ください。 

 

原料ページ

 

原料選びで悩まれている方は次の記事をご活用ください。

CBDブランドのOEMの進め方・原料選定編

OEM工場の選定でお困りの方は次の記事をご活用ください。

CBDブランドのOEMの進め方・工場選定編

すでにOEMでのオリジナルブランドの立ち上げを検討されているが、商品企画で悩まれている場合は次の記事をご覧ください。

CBDブランドのOEMの進め方・商品企画編

また、CBDビジネス立ち上げにあたって情報収集中の方は以下の記事をご活用ください。

CBDブランドのOEMの進め方・法規制編

CBDブランドのOEMの進め方・業界団体編

CBDブランドのOEMの進め方・専門書編

 

1. CBDオイルとは何か

CBD商品は、嗜好目的と健康目的の用途に大きく分けられます。

CBDオイルは、健康目的でCBDを摂取するのが好きな顧客層に向けた商品です。メンタルや不眠の改善、痛み止めとしても使用されています。

主な販売ターゲットは、不安や精神障害を抱える人や睡眠に課題を感じる人になります。また購買の決め手としては、体感を感じられるか、飲みやすいかどうかが重要です。

舌下で吸収するのが一般的で、舌下吸収は肝臓を通過しないため、カプセルやエディブルなどの経口摂取と比べて吸収率がかなり高いことがわかっています。

より効果を実感するためには、経口摂取よりも吸収率の高い舌下摂取がおすすめです。経口摂取は6〜20%なのに対し、舌下摂取によるCBDの吸収率は13~35%と最大で約6倍の吸収率であると言われています。

 

2. CBDオイルの剤形の特徴

舌下タイプのオイルは舌に垂らすだけでよく、べイプと異なり、電子タバコの経験者ではなくても気軽に試せるというメリットがあります。

また、飲み物や食べ物と一緒に摂取することも可能で、気軽に生活に取り入れやすいことも選ばれる理由となります。

販売の観点でみると、商品数が多く消費者に対して認知度があることや、コーヒーやカクテルなどに取り入れられるため、販路を拡大させやすいことは大きな利点です。

さらに、べイプやグミなどの他製品と違い、量を測って必要量を摂取できます。CBDの量を調節して使いたい、という玄人のニーズにも応えることができる商品です。

 

3. CBDオイルの市場調査

CBDオイル製造の全体の流れとしては以下になります。

CBDオイルの製造では、商品の細かい仕様をターゲットのニーズやコンセプトに併せて決めていきます。

商品の仕様や製造に取り掛かる前に、既存のマーケットを調査し、自社商品のベンチマークとなる商品をまずは選定していきましょう。

ベンチマーク商品選定の際には、市場に出ているCBDオイル商品を下記の観点で調べます。

  • 内容量
  • CBD含有量
  • 原料の種類
  • フレーバー
  • 価格
  • パッケージ
  • 商品訴求ポイント、etc

例として、カリフォルニアのオーガニックCBDブランド「organiCBD」オイルの内容をまとめると、以下のようになります。

 organi(オルガニ)CBDオイルの基本スペック

また、ベンチマークを決める際は、次の記事もご活用ください。CBDオイルのカテゴリーで代表的なCBDブランドを紹介していますので、そちらが参考になります。

【2023年版】本当におすすめしたい日本で買えるCBDオイル

ベンチマーク商品を決めたらコンセプト (世界観)も決めましょう。

誰(ターゲット)の何(課題)を解決するか、いつ・どこで・どのように使われていたいかを明確にして、商品名やキャッチコピー、ロゴに落とし込みましょう。

ベンチマーク決めやコンセプト決めでお困りの際は、長年デジタルマーケティングを行っている弊社からもご支援が可能です。

 

4. CBDオイルの仕様決定・パッケージ編

 

 

4-1. 容量

CBDオイルの容器として、主に使用されるスポイト容器は以下の2つになります。

  • 10ml
  • 30ml

一般的に、CBDオイルの使用量は1ml/回が目安となります。

そのため、朝晩毎日使用した場合は、30mlであれば15日、10mlなら5日分の容量です。意外と少ない、という印象をうけるかもしれません。

充填コストやラベル貼付の作業費はどの容量にしても変わらないため、コスパのいい30mlでの商品製造がおすすめです。 

4-2. ボトル

口に含むことができるオイルを使った商品という性質上、煮沸消毒が可能で、内容物の影響を受けづらいガラス製のボトルを推奨しています。CBDは光と熱で変色するため、ボトルは遮光性のものが適しています

容器の色は茶、青、透明などがよく見られます。

よくみる円柱型以外にも、四角いデザインのものなども選ぶことができます。ラベルを貼ったあとの商品をイメージしながら、デザインを決めていきましょう。

注意点としては、CBDオイルがプラスチックと長時間接触すると、プラスチックが溶ける可能性があるため、避ける必要があります。

4−3. スポイト

スポイトの色も選択できます。

色はゴム製で、主に2種類です。

使用後のベタつきが気になる場合、スポイト部分の形に合わせたキャップをつけることも可能です。

4−4. ラベル

ラベルには、以下の選択肢があります。

  • 紙素材
  • 撥水加工を施したもの
  • マット素材
  • 透明なビニル素材

ボトルの色と上手く組み合わせてラベルデザインを作成しましょう。

費用を抑えたい場合や、小ロットで製造したい場合はラベルを貼付することをおすすめします。 

4−5. 

商品と同時に箱もセットで作成する必要があります。

もちろん、そのままで販売することや、ボトル単体をシュリンク加工(ビニール素材で包装)することも可能ですが、見栄えや高級感を出すためにも箱をつけることをおすすめしています。

箱には、使用している成分や製造者表記の他に、CBDの濃度や商品名の記載が必要です。箱のデザインについてもフォーマットを基に作成しましょう!

 

5. CBDオイルの仕様決定・内容物編

次にフレーバーを選びます。

5-1. キャリアオイル

市販されているCBDオイルに使用されているキャリアオイル(ベースとなるオイルのこと)は、

  • MCTオイルベース
  • ヘンプシードオイルベース
  • オリーブオイルベース

が主となります。

オリーブオイルと比べて、馴染みの薄いであろう、MCTオイルとヘンプシードオイルについて解説します。

MTCオイルは、糖質制限ダイエットをしている方には馴染みがあるかもしれません。見た目は、無色透明です。長鎖脂肪酸(オリーブオイルなど)より速く吸収され、短時間でエネルギーになる、脂肪として蓄積されづらいなどダイエット目的の方におすすめです。

対して、ヘンプシードオイルに期待される効果は、アトピー性皮膚炎の改善効果、美肌効果、ダイエット効果などで、ヘンプシードオイルには、今話題のオメガ3も含まれているのが特徴です。

ダイエット中の方にはMCTオイル、美肌効果を求めている方にはヘンプシードオイルなど、ペルソナ像に基づいて、使用するオイルを選択する必要があります。

また、食用オイルと美容用オイルは、保存状態などが異なります。用途によって、販売する際の区分や気をつけなければならない法律もあるため、各都道府県、市町村のルール、薬事法や食品衛生法などの確認が必要です。

5-2. 香料

green vegetable beside ceramic bowl

 CBDオイルは、舌下摂取の場合10秒から30秒ほど、口にオイルを含んだ状態で摂取するのが一般的です。

特に初心者の方は、麻独特の苦みや香りが苦手な方もいるため、摂取しやすさを考慮する必要があります。

レモンやミントの一般的なフレーバー(ほのかな香り、味付け)や、上級者向けの麻由来の成分(テルペン)のフレーバーをつけることができます。

弊社ではOEMでは珍しい、オイルに使用できる機能性テルペン、精油を取り揃えております。テルペンを食用で使うには輸入許可通知書である食品等輸入を提出する必要がありますが、OEMではその許可を取得することなく使用できます。

以下のような身体的な効果を持たせることで、苦味のもととなるCBD濃度を抑えながらも、美味しく効果実感のあるオイルを製造できます。

【原料販売中】CBDの効果を増大するテルペンとは?【薬剤師監修👩🏻‍🔬】

5-3. CBD配合量

4 black and white bottles

原料を選んだら、最後に含有量を決めます。

多くの商品は、1ml/回の使用を推奨している商品が多く、CBD自体の最適な摂取量は人によって異なりますが、1回でCBD10〜30mgの摂取が一般的とされています。

また、健康用途の使用では、治療方法によって必要量が異なります。主な疾患と用量の例は以下となります。

引用:Forbes Health「CBD Dosage: How Much Should You Take?」(最終閲覧日:2023年5月18日) 
https://www.forbes.com/health/body/cbd-dosage/

含有量によって製造コストも変わってくるため、予算なども考慮しCBD含有量を決めましょう!

なお弊社のプライベートブランドは、上記の配合量に対応するエビデンスに基づいた配合を行っております。プライベートブランドの卸売り販売も承っており、テストマーケティングやラインナップの拡充としてご活用いただけます。

卸売り販売は、OEMよりも小ロットから開始できます。詳しくは以下よりお問い合わせください!

CBDブランドのOEMの進め方・原料選定編

 

6. CBDオイル OEMのプロセスと費用

6-1. プロセス

最後に原料を選びます。

狙う体感や味によって、以下のように適切な原料を選択していきます。

CBDであればRelaxとCalm、CBGであればFocusといった効果があります。

原料が異なることにより、味にも影響が出てきます。


例えば、CBDアイソレート原料は無味無臭で香料がつけやすく、よりCBDのみの純粋な効果効能を実現したい商品にオススメです。

反対に、ブロードスペクトラムはCBD以外のレアカンナビノイドが含まれており、アントラージュ効果が期待でき、オーガニック志向の商品にオススメです。

また、原料はCBD以外にもCBN、CBG、水溶性CBDなどがあるので、実現したい効果効能や予算に合わせて原料を選定しましょう!

各種仕様が決定したら、製造に入ります。

CBDオイルのOEM製造は、CBD商品の中でも比較的完成までの期間が短めです。

上記の流れを基本として、これまでお話してきた項目を中心にCBDオイルの仕様を決めた後、発注〜納品まで1〜2ヶ月ほどで商品が完成します。

tokyo mooonでは、カスタマイズされたラインナップから小ロットで始められるホワイトラベルの製品もご用意しております。ホワイトラベルは最短1-2週間での納品も可能です。

 

6-2. 費用

 

最小ロットに対するおおよその初期費は、CBDオイルの場合原価2000円、最小ロット300個、初期費用額は100万円~となります。(容量10ml、CBD濃度5%、配合量500mgを想定)

商品毎に最小ロットが異なり、オイルやべイプは比較的に最小ロット数が少なく少額でスタートすることができます。弊社でも、オイルとべイプについては自社製造のため、ロットを自分で決めることができます。

原料の種類や配合により価格は変動しますが、初期費用で100万円を超えることがなく、スモールスタートすることも可能です。

各種商品の詳細な最小ロットや初期費用につきましては、下記よりお問い合わせ下さい。

 

7. tokyo mooon CBD商品のご紹介

アメリカはオレゴンと日本の東京に拠点を構えるtokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」と「大麻による人類のウェルビーイングの向上」を目指しています。

・CBDべイプ
・CBDドリンク
・CBDオイル
・CBDグミ

などのオリジナル商品がございます。

カンナビノイドなどの麻由来原料の卸として、原料の品質にこだわっています。

また、ものづくりにもこだわっており、海外の研究事例を参考に味や体感などの嗜好性を探究しています。是非この機会にお買い求め下さい!

Amazon購買ページもございますのでそちらもご覧ください。

 

 オリジナルブランドを見る

  

8. tokyo mooon 高品質CBD原料とOEMのご紹介

tokyo mooonは、CBD製品のOEMや原料卸を行っています。

取り扱い原料の特徴は、以下7つです。

①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③大手企業との取引実績 
④納得のいくフレーバーや体感の追求
⑤選べる多様なカンナビノイド
⑥市場理解と商品企画の支援
⑦小ロット・短納期

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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