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CBD・THC以外の主要カンナビノイド(BIG6)【原料卸売も実施中】

カンナビス(大麻)に含まれるカンナビノイドはCBDだけではありません。

他にも多くのカンナビノイドがあり、その潜在的な効果効能について様々な研究が行われております。

カンナビノイドの中でも、特に医療用途のためにたくさんの研究結果がある6つの主要カンナビノイドがあり、”BIG 6”と呼ばれています。

今回はその6つのカンナビノイドとその効果について説明していきます。

弊社では、CBD事業者様向けにCBD、CBG、CBN、水溶性CBD、テルペン原料などの卸売もしております。

ご興味ある方はこちらをご覧ください。

 

1. CBD(カンナビジオール)

健康上の問題に対して異常な効果効能を発揮するカンナビノイドとして、CBDはよく知られています。

最も人気のあるカンナビノイドの一つです。

不安、てんかん、うつ病、食欲不振、体の痛みなどの治療に使用されています。

CBDの最も良いところは、精神活性作用がないところです。THCのようにハイになることはありません。


CBDAであるカンナビジコール酸は、新鮮な大麻植物の中で最も豊富に含まれています。CBDAは、脱炭酸されてCBDを生成します。

CBDは体内のCB1受容体に直接作用はしません。その代わり、CBDはTHCが受容体を活性化するのを防ぎ、THCによりハイになるのを防ぎます。

CBDはTHC同様に抗炎症作用があることでも知られています。

CBDの効果効能は次のとおりです。

  • 慢性的な痛みの緩和
  • 不安の軽減
  • 発作の頻度のコントロール
  • 抗うつ作用
  • 睡眠補助
  • 癌の副作用の軽減
  • 血糖値を下げる
  • アルツハイマー病やパーキンソン病による食欲不振、嘔吐、吐き気などの治療

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2. THC(テトラヒドロカンナビノール)

THCはカナビス(大麻)の中で最も研究されているカンナビノイドです。

カナビスに最も豊富に含まれており、多くの研究が行われています。

このカンナビノイドは、中毒性があり、非常に強い抗炎症作用があると言われています。

THCAは加熱されるとデルタ-9 THCに変換され、これが高揚感や精神作用を生み出すと言われています。

ハイになる理由は、脳の内因性カンナビノイド(エンドカンナビノイド)系に存在するCB1受容体とTHCが結合するためです。

多幸感、短期記憶障害、ドライアイ、ドライマウス、食欲増進などの効果は、THCの一般的な副作用の一部です。

THCは、慢性的な痛みの治療、炎症の治療、筋肉の痙攣の緩和、筋弛緩作用など、広範な健康効果のために広く研究されてきました。

強力な神経保護剤および酸化防止剤の混合物であり、非常に強い抗炎症性も有します。また、白血病、肺がんに関連する腫瘍を縮小するという研究もあります。

精神活性作用があるTHCは、日本を含む多くの国で規制対象になっています。ただし、身体への良い効果も確認されており、医療大麻として使用を認めている国や地域も一部あります。

 

3. CBG(カンナビゲロール)

CBGは、近年注目を集めているカンナビノイドで、様々な効果効能の研究が進んでいます。

これもカンナビスに少量の濃度で含まれている精神活性作用のない化合物です。

CBGに関しての研究はまだまだ少ないですが、最近の研究では、様々な健康問題の治療に有益な可能性があることが示されています。

  • 緑内障の治療
  • 抗炎症作用があり、腸疾患やクローン病の改善
  • 抗菌・抗菌作用
  • 不安やうつ病の治療
  • ガン細胞の増殖抑制

4. CBN(カンナビノール)

CBNは熟成されたTHCから生成されます。THCが時間をかけて空気や光にさらされると、酸化されてCBNを生成します。

このカンナビノイドは、眠気を誘発する効果が知られており、不眠症の治療に使用することができます。

CBNは強力な鎮痛剤としても使用できます。

CBNは鎮静作用のある化合物であり、質の良い睡眠を誘発する眠気効果を与える可能性があります。

また、体内の炎症を抑える強力な抗炎症作用もあります。

カンナビノールは、骨細胞の治癒を促進し、骨の回復にも役立ちます。

CBNは、ルイス肺がんと呼ばれる肺腫瘍の一種を減少させることがわかっています。また、がんを増殖させる原因となる細胞にも影響を与えます。

 

5. CBC(カンナビクロメン)

CBCは約50年前に発見されましたが、広く研究されていませんでした。

CBCから産生され、CB1受容体とうまく結合しないため、精神作用はありません。

CBCは、CBDやTHCなどの他のカンナビノイドと組み合わせたときに驚くほど効果を発揮します。アントラージュ効果を絶大に発揮するのです。

CBCは、バニロイド受容体1(TRPV1)や一過性受容体電位アンキリン1(TRPA1)などの受容体と結合すると言われています。

CBCには、腸管のむくみ(浮腫)や炎症を抑える効果があります。

また、体内にあるアナンダミド系エンドカンナビノイドとの相互作用により、抗がん作用も発揮します。

特に、乳房腫瘍の成長を抑制するための研究が近年増えています。

CBCはまた、コラーゲンが原因の変形性関節症の痛みや炎症を軽減します。

ニキビの強力な抑制作用もあります。

また、脳の重要な機能である神経幹前駆細胞(NSPCs)にもプラスの効果を発揮します。

 

6. THCV(テトラヒドロカンナビビバリン)

THCVは1973年に発見されたもので、その優れた効果に期待が集まっています。大麻の中では非常に僅かな量しか含まれていません。

ある臨床試験で、62人にCBDとTHCVを特定の配合で摂取してもらいました。

その結果、ブドウ糖値の低下、血圧の低下、空腹時インスリン値の低下、炎症の軽減など、様々な分野でTHCVの効果が認められました。

また、THCVはてんかんの発作活動を停止させました。

不安発作やPTSDなどのパニック障害の治療にも役立ちます。エンドカンナビノイド受容体と結合し、パーキンソン病の治療にも有効です。

 

7. まとめ

以上、6つの主要なカンナビノイドに関して簡単に説明してみました。

日本ではCBDがより注目されていますが、世界ではTHC含め、CBGやCBNなどのマイナーカンナビノイドを含むCBD製品が増えています。

このようなトレンドを踏まえ、弊社ではCBD以外の原料の販売(卸)や、製造受託(OEM)も行っております。

ご興味ある方は、以下の記事をご覧頂き、お気軽にお問い合わせください。

 

8. カンナビノイド・テルペン原料の卸売について

弊社では、CBD(アイソレート、ディスティレート、ブロードスペクトラム、水溶性)、CBGをはじめとするカンナビノイド原料・テルペンの卸売りを行っております。

また、これらのカンナビノイドを用いた食品や化粧品ブランド開発のOEMサポートも行っております!

カンナビノイド原料(CBD・CBG・CBNなど)やテルペン、CBD商品の仕入れにご興味のある方はこちらもご覧ください。

 

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著者プロフィール

駒形俊太郎

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