メキシコの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. メキシコで大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. メキシコで大麻は合法?
メキシコでは医療用大麻は合法です。医療用大麻は2017年に合法化されました。しかし、嗜好用大麻は合法化されておらず、非犯罪化のみされています。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
メキシコでは、2009年、大麻の所持・使用を非犯罪化しました。
国内では、5グラムまでの大麻の所持は全国的に事実上非犯罪化されていますが、地元や連邦警察は非犯罪化されたにもかかわらず罰金を科す可能性があります。しかし、個人的使用として大麻を5グラム以下の所持していた場合、起訴される可能性はありません。
メキシコの最高裁判所は大麻を完全に違憲としていますが、2022年現在、メキシコ議会は、すべての成人に大麻の使用・所持の法的手段を確立する嗜好用大麻合法化に向けて動いています。
もし、メキシコ議会の意見が通り、憲法が改正されると、18歳以上の成人は個人使用のために28グラムまでの大麻を所持できるようになります。
メキシコは長年、違法な麻薬取引に関連した暴力に悩まされており、大麻の合法化はこれに対抗する有効的な手段となります。
3. 医療大麻に関する規制
メキシコ政府は、2017年、政令で医療用大麻(THC含有率1%未満)を事実上合法化しました。
この法令では、医療用大麻は連邦厚生省が規制することになっています。しかし、法的な枠組みはまだ確定されておらず、2019年の最高裁判決で連邦法制局が医療用大麻を規制しなければならないとされました。
そして、メキシコではいまだに医療用プログラムなどは設置されておらず、たらい回し状態にあるのです。つまり、法律上合法であっても患者が、処方箋を取得したり、自身の合法的な医療状態を証明する法的枠組みがないのです。
そのため、医療用大麻を完全に合法的に入手することは事実上不可能な状態が続いています。輸入されたTHC含有率1%未満の大麻の使用は法律上は認められていますが、実際にそれらを入手することは難しくなっています。
医療用大麻を合法的に入手したい人の大半は、医療用大麻を合法的に製造できる制度が整うまで待つしかありません。
現在国内で合法的に販売されている医療用大麻製品もありますが、それらは高価な傾向にあり、大半の人々はそれを入手することはできません。
4. 大麻の栽培に関する規制
メキシコでは、個人が大麻を栽培することは違法となっています。
大麻栽培で捕まり、有罪になった場合、最低でも8年の実刑判決が下される可能性があります。
2021年6月、メキシコの最高裁判所は、嗜好用大麻の使用や家庭栽培を禁止する法律を改正する見通しであることを発表しました。
しかし、現状、個人的な栽培や嗜好用大麻の使用などの合法化は行われていません。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
メキシコでは嗜好用大麻の非犯罪化、医療用大麻化の合法はされていますが、それらを使用しての運転は違法となっています。
メキシコでの大麻使用下の運転は他の薬物使用下の運転同様の処罰の対象となります。
大麻使用下の運転で捕まった場合、以下の罰則が伴います。
・20時間から36時間の懲役
・2,500ドル以下の罰金
・初犯の場合、運転免許証に点数が課され、1年以内の再犯の場合、運転免許証3年間の停止が課される
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場での大麻の使用は違法です。
しかし、メキシコの大麻消費者の間では屋外で大麻を消費する動きが広がっており、一部の施設ではこの行為を容認しています。もちろんこのような行為は現行法では違法行為となり、捕まれば起訴されます。
また、最新の合法化案(2021)では、大麻の喫煙はプライベートな空間で、その場にいる全員が同意した場合にのみ許可されると記述されています。
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