CBDは、大麻草から抽出される安全性の高い成分です。今まで行われた研究から、CBDにはさまざまな健康・治療作用が期待できることが分かってきました。今世界中の人々がCBDの恩恵を受けようと毎日の生活の中にCBDを取り入れ始めています。
CBDを毎日摂取するとなると、摂取しやすいものかが気になるところです。特に味は重要で、もし不快な味のものだとしたら毎日摂取するのは難しいですよね。
CBDオイルはどのような味なのでしょうか。今回は、CBDオイルの味や特有の味を回避する方法、おすすめのフレーバーなどについて説明していきます。
1. CBDオイルはどんな味なのか?
CBDは大麻草から抽出される成分です。そのため、加工されていない状態のCBDオイルは麻特有の味がします。
麻特有の味はよく、土っぽい味、苦味が強い味、刈った草を水に混ぜたような味などと表現されることがあります。これを聞いただけでも加工されていないCBDオイルは「まずい」味だというのが分かるのではないでしょうか。
CBDオイルが「まずい」のは、CBDが天然の植物成分だからです。大麻草には、テルペンという植物成分が含まれています。このテルペンがCBDオイル独特の味の一番の原因になっているのです。
フルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDオイルにはテルペンがそのまま含まれています。つまり、CBDの濃度が濃ければ濃いほど麻独特の「まずい」味が強くなるということになります。
ブロードスペクトラムとフルスペクトラムに関する記事は、以下をご覧ください。
CBDアイソレートとは?ブロードスペクトラムとの違いは?【原料卸売も実施中】
CBDのフルスペクトラムとは?アイソレート・ブロードスペクトラムとの違いを解説
2.CBDオイルの味を改善する方法
CBDオイルは、目的によってはある程度の期間、継続的に摂取し効果を得るものなので、「まずい」味のままでは摂取を続けることが難しくなってしまいます。CBDオイルの味を改善するおすすめの方法を3つ紹介していきます。
2-1. 自分に合うキャリアオイルを選ぶ
ほとんどのCBDオイルには、キャリアオイルが含まれています。
キャリアオイルは、CBDを溶かしているオイルのことです。CBDの分子は大きすぎて身体が吸収することが難しいため、キャリアオイルに溶かすことでCBDを吸収しやすい大きさにしています。
キャリアオイルは、CBDオイルの味を変化させることがあります。
一般的なキャリアオイルとして、オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイル、アボカドオイル、ヘンプシードオイルがありますが、どのオイルもCBDオイルの味にナッツの風味を加えたような味にするといわれています。
また、キャリアオイルにも独特の風味があります。自分が不快でないキャリアオイルを選ぶとCBDオイルの味を改善することにつながるでしょう。
2-2. フレーバー付きのCBDオイルを選ぶ
CBDオイルの麻独特の味を改善するため、フレーバー付きのCBDオイルも多く販売されています。
フレーバーは通常、CBDオイルの苦みの大きな原因となっているテルペンと調和するように配合されています。そのため、麻独特の苦みがかなり弱くなっている商品や、全く苦味が感じられなくなっている商品も多いです。また、フレーバーが付いていることで「まずい」はずのCBDオイルがおいしくなっている商品もあります。
麻独特の風味がどうしても苦手という人は、フレーバー付きのCBDオイルがおすすめです。フレーバーには、ミントやフルーツ系、バニラやシナモンなどさまざまな味があり、個人の好みによって選べるようになっています。口コミなどを読んで自分に合うものを見つけてみてください。
2-3. 低濃度やアイソレートの製品を選ぶ
低濃度のCBD製品を選ぶのもCBDオイルの麻独特の風味を改善する方法の一つです。
麻独特の風味の一番の原因となっているテルペンは、CBD濃度が低ければ低いほど含まれている量が少なくなるため、独特の風味もその分弱まります。
また、CBDアイソレートオイルという純粋なCBD商品を使う方法もあります。アイソレートは、CBDのみを抽出する製造方法で、苦味の原因となるテルペンは取り除かれているため、麻独特の風味はありません。
ただし、低濃度のCBD製品は含まれているCBD量が少ないですし、アイソレートもテルペンなどが含まれていない分アントラージュ効果(相乗効果)が見込めないため、CBDの効果を体感することに関しては、他の商品よりも難しくなってしまうかもしれないということは覚えておいてください。
CBDオイルの正しい摂取量や、CBDオイルのOEMをご検討の方は、以下の記事をご覧ください。
CBDべイプやオイルのOEM製造にはどれくらいの費用がかかるの?
3. CBDオイルの味のおすすめ
CBDオイルの麻独特の風味を改善するベストな方法は、フレーバー付きのCBDオイルを選ぶことです。CBDオイルのフレーバーにはさまざまな種類があります。この項目では、5つのおすすめのフレーバーについて紹介していきます。
3-1. シナモンフレーバー
シナモンフレーバーは、シナモンのスパイシーな香りや味が特徴です。シナモンは好き嫌いがはっきり分かれるフレーバーですが、シナモン味のお菓子などが好きな人にはおすすめのフレーバーです。
シナモンは、漢方薬でもあります。身体を内側からあたためて、冷えからくる身体の痛みを和らげる効果があります。CBD製品によっては、シナモンをCBDオイルに加えることでシナモンの薬理効果も期待できるものもあるので、調べてみてください。
また、シナモンは、コーヒーやラテ、スムージーとも相性が良いので、これらの飲み物にCBDオイルを混ぜて摂取するのもおすすめです。
3-2. オレンジフレーバー
オレンジフレーバーは太陽を感じることができるさわやかな甘いフレーバーが特徴です。オレンジオイルには、抗不安作用や風邪の予防作用があるといわれています。体調が最近あまりすぐれないという場合は、オレンジフレーバーのCBDオイルを選ぶとよいかもしれません。
オレンジフレーバーには、ナチュラルなオレンジフレーバー、ブラッドオレンジフレーバー、オレンジクリームフレーバーなど、さまざまなオレンジ味があります。また、他の柑橘系であるレモンやライムと混ぜたオレンジフレーバーなどもあるため、一口にオレンジフレーバーといっても商品によってかなり大きな違いがあります。
tokyo mooonでは、オレンジフレーバーのオイル製品をご用意していますので、以下よりお試しください。
3-3. バニラフレーバー
バニラフレーバーは、甘みのあるバニラエッセンスのようなフレーバーが特徴です。バニラにはストレスの緩和作用や睡眠の質の向上作用があるといわれています。
バニラフレーバーには、ナチュラルバニラフレーバーや、バニラアイスクリームフレーバーなどがあります。また、フルーツ味と混ぜたチェリーバニラや、コーヒー味と混ぜたバニラコーヒーなどのフレーバーも販売されています。
バニラはコーヒーやスムージーとも相性がとても良いです。実際にコーヒーにバニラ味のCBDオイルを垂らして摂取するとコーヒーの風味が変わり楽しめるかもしれません。
3-4. ラベンダーフレーバー
ラベンダーフレーバーは、ラベンダーのさわやかでフローラルな味や香りが特徴です。ラベンダーの花の香りがCBDオイル独特の苦みを消します。
ラベンダーには、心を落ち着かせてリラックスさせたり、ストレスを軽減させたりする作用が期待されています。ラベンダーのエッシェンシャルオイルを加えたCBDオイルを摂取することで、CBDに期待されているリラックス効果をより効果的に体感できるかもしれません。
ラベンダーフレーバーには、ラベンダーの単独の風味のほか、果物と混ぜたストロベリーラベンダーなどの味や、バニラと混ぜたラベンダーバニラ味などもあります。
3-5. ミントフレーバー
ミントフレーバーは、口の中がさわやかになるスーッとした感覚が特徴です。CBDオイルが発売された当初はほとんどのフレーバーがペパーミントフレーバーでした。ペパーミントの味が、麻独特の風味を効果的に消すのにうってつけだったからです。
最近は、さまざまなフレーバーが販売されるようになりましたが、今でもペパーミントフレーバーはCBDオイルのフレーバーの中で最も多く販売されています。
ペパーミントは、風邪の予防、頭痛改善、整腸作用、ストレス軽減作用などの多くの効果が期待されています。CBDの作用との相乗効果も期待できるので、ペパーミントの味が苦手でない方は、一度試してみてください。
tokyo mooonでは、ミントフレーバーのオイル製品をご用意していますので、以下よりお試しください。
4.まとめ
今回は、CBDオイルの味や麻特有の味を回避する方法、おすすめのフレーバーなどについて紹介してきました。
CBDオイルはフレーバーがついていないと摂取しにくいと感じる人が多いですが、最近はさまざまなフレーバーが開発されたおかげで、CBDオイルをおいしいと感じる商品も増えてきました。
CBDオイルをおいしいと感じることができれば、毎日摂取することが楽しみにもなるでしょう。ぜひ自分にぴったりのフレーバーを見つけて、無理することなくCBDオイルを継続してください。
5. tokyo mooon CBD商品のご紹介
アメリカはオレゴンと日本の東京に拠点を構えるtokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」と「大麻による人類のウェルビーイングの向上」を目指しています。
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