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ジャマイカの大麻合法化状況

ジャマイカの大麻関連の規制状況について、まとめました!

 

1. ジャマイカで大麻は合法?

ジャマイカは古くから大麻が存在し、「ガンジャ島」と呼ばれています。この植物は何世紀にもわたってジャマイカ文化に深く根付いており、ラスタファリア主義はその精神的および宗教的な使用において重要な役割を果たしています。文化的重要性にもかかわらず、ジャマイカでは大麻が何年も違法でした。

しかし​​​​2015年に大麻規制を緩和する法律『2015年改正危険薬物法』が施行されカリブ海諸国で初めて大麻の個人所有を非犯罪化し、家庭栽培を合法化し医療用大麻の栽培と販売の為の薬局を設立するという歴史的な一歩をふみだしました。​​医療、あるいはラスタファリの信仰の自由の上でのガンジャの使用は無制限に許可され、それ以外の目的での所持も2オンス(約56グラム)以下であれば、5ドルの罰金で軽犯罪扱いとなるので、逮捕されることはなく、裁判所に行く必要もないし、いわゆる前科がつくこともありません。

 

2. ジャマイカで大麻が合法な理由

ジャマイカは歴史的にスペインやイギリスの植民地であり、プランテーションでは下層階級の黒人の集団蜂起を恐れて彼らの間で日常であった大麻を重大な社会問題として禁止してきました。ガンジャ(大麻)は人口の圧倒的多数を占める黒人たちの日常生活に浸透し、イギリス人にとっての紅茶、アメリカ人にとってのコーヒー、あるいは日本人にとっての緑茶のように、かれらは毎日ガンジャ茶を楽しんでいました。

1930年代の労働者と農民を中心にして発生した宗教的思想に基づく反植民地運動であるラスタファリ運動では「大麻」が神聖な植物であるとされ、大麻はレゲエ・ミュージックとも切り離せない関係になり、ジャマイカではレゲエの拡がりと共に大麻も一般社会にどんどん入り込み、近年ではジャマイカ全土で大麻文化は国民たちに根深く浸透しています。ジャマイカは大麻草栽培に最適な気候で、毎年2回収穫が可能です。とくに狭い丘陵地帯や小作で生活を維持していた黒人たちにとっても大麻草は理想的な作物で、何千もの小規模農家が自分たちのために大麻草を栽培し、余った大麻草を販売するという今日まで続く農業パターンが出来上がりました。

1960年代から1970年代にかけて、イギリスの植民地支配の終焉を迎えたジャマイカでは、徐々に大麻の規制が緩和されてゆく流れとなりました。それにともないジャマイカの農民も秘密裏に大麻を輸出するようになり、その規模も徐々に拡大し、アメリカを中心とした様々な国の大麻の需要を満たしてきました。そして1980年代半ばまでに、ガンジャは島で最も貴重な換金作物となり、推定10億ドルから20億ドルの経済効果がありました。ガンジャ経済は農村地域に広く分散しており国の援助なしに数十億ドル規模の地域産業を構築しています。

政府は2015年の医療用大麻の合法化により、税収と経済的利益が得られると考えています。また大麻を非犯罪化することでジャマイカの警察は、大麻の使用者を取り締まる必要がなくなり、政府の負担を減らすことができます。合法化は経済成長率の低いジャマイカにとって経済問題を解決する為の大きな起爆剤となる可能性を秘めています。

 

3. 日本人はジャマイカで大麻を買える

ジャマイカを訪れる旅行者は医療大麻を購入・使用することができます。ただし、到着前に許可申請書を提出する必要があります。許可を取得するには、処方箋または医療大麻使用の推奨証明書が必要です。それができない場合は、自分の状態を確認する自主申告を行うことができます。一度入手すると、旅行者は医療目的のみに使用される大麻を最大2オンスまで購入できます。ジャマイカ政府は、観光客が医療用の大麻を購入できるようにすることで、国内の経済を発展させていこうと考えています。

 

4. ジャマイカでは大麻吸ってもいいです

2023年国会で厚労省大臣が答弁したように、日本人が国外で大麻を使用しても使用罪は適用されないとのことです。国外犯処罰規定は適用されないため、海外で大麻を吸引しても使用罪は適用されません。また、大麻を所持していなければ尿から大麻の代謝物が検出されても直近で海外への渡航歴があり、国内でも使用を裏付ける証拠がない限り、立件されることはありません。

出典:LIVE ⭕ 国会中継「大麻取締法」厚生労働委員会(2023/11/10)

 

5. 大麻合法化後のジャマイカ

2015年の医療大麻の合法化と家庭栽培の許可により、ジャマイカは嗜好用大麻のみを扱っていた時代から、医薬品グレードのTHC・CBD製品の合法的な輸出国に移行しました。このことはジャマイカで将来的に嗜好用大麻が合法化される可能性を示す指標となります。大麻を完全合法化し、国内で販売、そして諸外国に輸出できるようになることは、ジャマイカの経済を発展させる起爆剤となりうるのではないでしょうか。

しかし大麻の完全合法化はネガティブな側面も持ち合わせています。嗜好用大麻も合法化されると高額なライセンス料やその他の前払い費用が発生する可能性があり、大企業が広大な土地でガンジャを栽培しはじめ、小規模の耕作者たちから生活基盤を奪い取ることになりかねません。

今後ジャマイカ国内では大麻の完全合法化に向けて国内企業を中心に大麻の規制をさらに緩和するために政府に働きかけをしてゆくと思われます。現在嗜好用大麻の違法栽培で生活をしている下層階級の小規模耕作者たちは合法化に反対しており、政府の動きが注目されています。

 

6. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制

2015年に大麻の規制が大幅に緩和され、2オンス(56グラム)までの大麻所持は軽犯罪とされ、前科はつかず最高5ドルの罰金となります。また宗教的使用のための大麻の場合は完全に合法化されており、ラスタファリの人々は栽培や所持が無制限に許可されています。しかし販売は禁止されています。

2オンスを超える量の所持は依然として違法で、刑事犯罪となり地元の刑務所に入れられる可能性があります。18歳未満の人が大麻所持で捕まった場合、罰金を課せられるかカウンセリングのために国家薬物乱用評議会に送られる可能性があります。

大麻所持に関する罰金は、大麻が医療目的で購入された場合には適用されません。これにはジャマイカ政府の認可を受けた薬局から購入した大麻製品も含まれます。医療目的で大麻を購入する場合、2オンスまで所持しても問題なく合法です。

 

7. 医療大麻に関する規制

2015年医療大麻は合法化され、治療目的の場合、大麻所持が認められています。治療目的という曖昧であり柔軟な表現によって観光客も含め実質誰でも購入できることからジャマイカでは大麻ツーリズムが期待され、屋外の大麻農園の見学は観光アクティビティとして人気が高まっています。

ジャマイカ初の大麻販売薬局は2018年にオープンし、現在では国中に医療大麻薬局があります。これらは現在ジャマイカへの旅行者が大麻を合法的に購入できる唯一の場所です。製品を購入するにはパスポートや運転免許証などの身分証明書(18歳以上のみ)と、ガンジャを購入するための医療上の必要性の証明が必要です。これは、自宅からの医師の処方箋、または現場の医師との相談の形をとることができますが、一部の薬局では現在、診断書への記入による自己証明を認めています。

 

8. 大麻の栽培に関する規制

2015年の法律の一環として、ジャマイカ政府は個人使用のための大麻栽培を合法化しました。更新された法律の下では、各世帯は最大5株の大麻を栽培することが許可されています。ただしライセンスなしの大規模栽培や商業的運営は依然として違法です。それでも、違法にもかかわらず、ジャマイカにおける大麻栽培は依然として蔓延しており、毎年最大5000ヘクタール以上の違法大麻が栽培または収穫されています。それらを合法的な認可を受けた産業に移行させるために、政府は2017年にいわゆる「代替開発プログラム」を開始しました。

一方ラスタファリの宗教的使用の大麻栽培は無制限に許可されています。

ジャマイカ政府内に大麻の違法栽培を減らしたいという願望があるのは間違いありませんが、この問題に関する進展は一向にありません。

 

9. 大麻使用下での運転に関する規制

大麻を使用しての車の運転は違法です。違反者は30日以内に税務署に500ドルの罰金を支払う必要があります。

 

10. 公共の場所での大麻使用に関する規制

公共の場所またはそのような場所から5メートル以内での大麻の使用は、タバコの喫煙と同様に禁止されていますが、薬局の指定されたエリア内では大麻を吸うことができます。公共の場所とは、職場、病院、事務所、レストラン、薬局、教育機関、子供が利用する場所、観光施設、官公庁、スーパーマーケット、公園等、一般の人がアクセスできると考えられる場所が含まれます。個人住宅内での喫煙は所持に関するガイドラインのもとで認められています。

ただし、この法律には例外が一つあり、ラスタファリは宗教上の理由からラスタファリアン崇拝の場所として登録されている地域であれば大麻の使用が合法的に許可されています。

出典

Is Weed Legal In Jamaica: A Guide To The Legal Status Of Cannabis In The Land Of Ganja

Did Jamaica Legalize Weed? | Latest Updates & Information

 

11. tokyo mooon CBD商品のご紹介

tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!

主な商品としては、

・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ

がございます。

カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。

是非この機会にお買い求め下さい!

 

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12. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様 

 

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。

 

①合法性と安全性

②製造工程における各種認証

③信用・実績のあるサプライヤー

 

①合法性と安全性

・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み

・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能

・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供

・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査

 

②製造工程における各種認証

・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)

・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)

・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)

・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)

 

③信用・実績のあるサプライヤー

・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入

・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり

 

CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。

 

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