オーストラリアの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. オーストラリアでは大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. オーストラリアで大麻は合法?
オーストラリアでは2016年に医療用大麻の合法化が承認されました。2019年に首都キャンベラを含むオーストラリア首都特別地域(ACT)では嗜好用大麻が承認されました。
しかし、ACT以外の大半の地域では嗜好用大麻は違法です。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
オーストラリアの多くの地域では嗜好用大麻の所持は違法です。しかしACTでは、2019年9月25日に娯楽用大麻が合法化されました。ACTでは、18歳以上の成人は、娯楽目的のために大麻を使用し、所持することができます。しかし、他の成人に大麻を譲渡することは対価として支払いがない場合でも違法です。
所持・使用制限は以下の通りです。
オーストラリア(ACT)では、18歳以上(成人)の住民が50グラムまでの大麻を所持することが許可されています。
3. 医療大麻に関する規制
オーストラリアでは、2016年に医療用大麻が合法化されました。この法律により、医師から推薦された場合、大麻の医療利用が認められました。
2016年8月、保健福祉大臣は、2017年に高品質な薬用大麻製品を安全かつ合法的に入手できるよう、「Medicinal Cannabis Scheme」を設立することを発表しました。これにより医療用大麻がオーストラリアの医療体制のカテゴリーシステムに導入されました。
医療用大麻のカテゴリー承認により、処方者はよりタイムリーに処方承認を得ることができ、患者は高品質・安全な医療用大麻製品を効率良く入手できるようになりました。
医療用大麻のカテゴリー(category 6)で認められている疾患は以下の通りです。
- 多発性硬化症における痙性
- がん化学療法に伴う吐き気と嘔吐
- 活動中の悪性腫瘍および生命を脅かす疾患において、(いずれの場合も)予後が12ヶ月以内であると予想されるもの
- 難治性の小児てんかん。
4. 大麻の栽培に関する規制
嗜好用大麻が許可されたACTではライセンスの申請をしなくても、成人一人につき2本までの栽培が可能で、複数の成人が在住する1居住区につき4本まで大麻草を栽培することができます。
この制限を超えて大麻草を栽培すると重罪に問われ、75,000ドルの罰金または15年の禁固刑、あるいはその両方が科されます。
また、オーストラリアでは、ライセンスを取得し、厳格な管理の下で大麻を栽培することはACT以外の地域でも合法化されています。しかし、これを取得せずに大麻を栽培することは、重大な犯罪であることに変わりはありません。
医療用としての大麻を栽培する際もライセンス申請が必要であり、これがなければ大麻草を栽培することはできません。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
オーストラリアでは医療用大麻の使用は合法ですが、その影響下で運転することは合法ではありません。また、嗜好用大麻を認めているACTでも大麻消費後の運転は違法です。
警察官は疑わしい人物に薬物検査を命じることができます。
オーストラリアのすべての管轄区域は、THCや大麻由来の成分に対して「ゼロ・トレランス・アプローチ」をとっています。つまり、命じられた薬物検査によって体内からTHC・大麻由来成分が検出されると起訴につながります。
医療用として大麻を使用する患者の規制も同じです。THCを含む薬用大麻製剤は、大麻の路上薬物検査で陽性となる可能性があります。現在、人の口腔液または血液にTHCが含まれる状態で運転することは犯罪です。薬用大麻の使用により、路上での薬物検査が陽性となった場合の法的免除はありません。
オーストラリアの各地域での大麻使用下の運転に対する罰則は異なります。しかし、どの地域でも罰則は重く、懲役や罰金が科されます。
ACTで大麻を使用して運転した場合の罰則は以下の通りです。
・最高1,600ドルの罰金、運転免許剥奪に処されます。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場で大麻を使用することは違法です。
ACTや嗜好用大麻の使用が許可された地域でも大麻の消費は違法となっています。人目につかない公共の場所でも完全に禁止されており、使用は私有地に限られます。
医療用大麻も公共の場で使用することは違法です。
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