フィンランドの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1. フィンランドでは大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. フィンランドでは大麻は合法?
フィンランドでは医療用大麻は合法です。医療用大麻は2008年に合法化されました。しかし、嗜好用大麻は合法化されていません。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
フィンランドでは嗜好用大麻の使用は違法となっています。「麻薬法」は、あらゆる薬物(大麻を含む)の使用や所持は刑事犯罪であると定めています。
嗜好用大麻の使用で捕まった場合以下の罰則が伴います。
・罰金または最長6ヶ月の禁固刑
しかし、大麻の量が「取るに足らない」とみなされた場合、刑罰が免除されることもあります。注意点としては、再犯者は、起訴を免除される可能性は低いということです。
珍しいことに、フィンランドの法律では、個人使用と販売目的の区別がありません。つまり、大麻を所持していた場合の罰則は所持量によって異なりますが、それが販売目的であったとしてもその要素において罰則が重くなることはないのです。
3. 医療大麻に関する規制
フィンランドでは、医療用大麻の使用は合法化されています。2008年に医療用大麻の使用が合法化されました。
フィンランドで医療目的で大麻を使用する場合、フィンランドの医療関係者から許可を得なければなりません。フィンランドで大麻を使用する人の多くは多発性硬化症などに限られているため、医療用大麻の処方箋を得るのは非常に困難となっています。
さらに、フィンランドでの大麻の医療利用は、通常、他のすべてが試された後の最終的な選択肢であり、国内での利用者は500人未満にすぎません。たとえ処方箋を受け取ったとしても、特定の種類の大麻製品、Sativexなどの使用のみ許可されます。
また、フィンランドでは、医療用大麻に医療制度による補助がありません。特にSativexは10mlのボトル3本で650ユーロ(約650ドル)と決して安くはなく、多くの人にとって高価なものとなっています。このため、起訴される危険性があるにもかかわらず、自宅で医療用大麻の栽培を始めるフィンランド人もいます。
フィンランドでは、医療用大麻の普及は遅れていますが、医療用大麻の合法化から10年以上経っている事もあり、治療を受ける患者の数は増加傾向にあります。
4. 大麻の栽培に関する規制
フィンランドでは個人による大麻の栽培は禁止されています。嗜好用目的であっても、医療目的であっても違法となっています。
違反者は実刑判決に加え、罰金などの重い罰則が伴います。
個人での栽培は違法ですが、商業生産は違法ではありません。フィンランドでは、ライセンスを与えられ許可された多くの企業が国内で医療用大麻を栽培しています。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
フィンランドでの大麻使用下の運転は数年前の最高裁での判決により一変しています。ハンドルを握る前に大麻を消費した運転手の事件で、最高裁は上告審の有罪判決を棄却したのです。この判決で最高裁は、THC-COOHは「高濃度であっても運転能力に影響を与えるものではなく、交通安全を脅かすものでもない」と述べています。
この判決以降、警察や検察は、裁判所の判断に沿うように実務を変えてきました。検察が、血中THC-COOHの存在だけを理由に起訴することも無くなりました。また、警察が犯罪を疑う理由がないことを確認した場合にも、起訴につながることは無くなったのです。
しかし、警察は、薬物が関与していると疑うに足る理由があると感じた場合に、ドライバーに薬物検査を命じることができます。薬物検査に応じない場合、裁判ではそれが薬物使用の証拠となってしまう可能性があります。
また、医療用大麻は合法であっても、嗜好用大麻は違法であるので、医療用大麻を許可されている患者ではない場合、重い罰則や懲役などが違反者には科されます。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場での大麻の使用は違法です。嗜好用大麻は違法となっているので、公共の場でそれを使用・消費するとより重い罰則が伴います。
また、医療用大麻を使用している患者はごくわずかですが、その消費は私有地や人目につかない場所での使用が求められています。
7. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様

OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。