ドイツの大麻関連の規制状況について、まとめました!
1.ドイツ大麻は合法? 2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制 3. 医療用大麻に関する規制 4. 大麻の栽培に関する規制 5. 大麻使用下での運転に関する規制 6. 公共の場所での大麻使用に関する規制 7. 原料卸売と製品のOEMについて |
1. ドイツで大麻は合法?
ドイツでは2016年に医療用大麻の合法化が承認され、医療目的の大麻の使用は合法です。現在、ドイツでの嗜好用としての大麻の使用は犯罪ですが、政策上、合法化が進んでいます。
2. 大麻の所持・使用・譲渡に関する規制
ドイツでは、大麻のレクリエーション目的としての使用は非合法であり、使用すると処罰の対象となります。
ドイツでは大麻の所持量にもよりますが、大麻の所持で捕まると21歳以上の成人は3万ドル以下の罰金、または2年以下の懲役、もしくはその両方が科されます。
また1990年から、嗜好用の大麻所持の規制も緩和され始めました。「少量」の大麻の所持は処罰の対象とならない場合があります。ドイツの地区にもよりますが、ベルリン内であれば15グラムほどの使用可能な大麻の所持は警察からの警告のみで終わる可能性が高いです。しかし、「少量」の定義が地方により異なるので気をつけなければなりません。大半の地域では5グラム以下の所持が「少量」の判断基準となります。
また、現在、嗜好用大麻の合法化にむけて政策が進んでいます。その最初の段階として、大麻の非犯罪化が求められています。
3. 医療大麻に関する規制
ドイツでは、2017年の3月より、医師から推奨された場合、大麻の医療利用が認められました。
ドイツでは現在、3種類(Sativex、Dronabinol、Nabilone)の薬用大麻が患者に提供されています。しかし、いずれも高価なため、患者によっては(健康保険が適用されない限り)購入することができません。代わりに、医療用大麻の使用を許可された患者はBedrocan、Tweed、Auroraが製造している大麻の製品を購入する選択肢もあります。
ドイツでは医療患者として認定されるには、担当医師が「治療上、代替手段がない」と診断する必要があります。そのため、現在でも、大麻の使用を許されている患者は少数となっています。
4. 大麻の栽培に関する規制
ドイツではいかなる理由であっても個人的な大麻草の栽培は許されません。医療目的、及び嗜好目的の大麻草の個人的な栽培は違法です。
5. 大麻使用下での運転に関する規制
ドイツでは医療目的で大麻を使用していても、その影響下で運転することは処罰の対象となります。
警察官が、運転者が大麻を使用している状態で運転していると十分に判断できる場合には、薬物検査・チェックを要求することができます。運転者は問診及び、唾液検査に応じる必要があり、この検査を拒否すると、裁判では有罪の証拠として認められます。
大麻使用下での運転の罰則は以下の通りです。
・500ドル以下の罰金、及び3ヶ月間の免許停止に処されます。
しかし、医療用大麻の使用の影響で運転に支障が出るかどうかが不明であり、個人の疾患にもよるため現在の規制に対して批判の声が上がっています。また、THCなど大麻草由来の成分は体内に数日間残るため、薬物検査で検出されてしまいます。そのため実際の大麻の使用が数日前で運転時に大麻の影響下にあるとは限られない場合でも、大麻使用下の運転とみなされてしまいます。このようなこともあるため、現法に見直しが求められています。
6. 公共の場所での大麻使用に関する規制
公共の場で、例え医療用であっても大麻を消費することは民事違反となり、罰金や懲役が科される可能性があります。
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