基本的には薬物療法ではない自閉症。せめて何か、治療のサポートとして摂取できるものがあれば、と感じる人も多いのではないでしょうか。
海外の研究によると、CBDは自閉症に有効であると考えられる結果もあります。
自閉症は、神経発達障害の一種

(画像引用)出典:広汎性発達障害と自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群の違いは?|株式会社Kaien – 発達障害の方のための就職応援企業
自閉症の正式名称は「自閉スペクトラム症」(英語名は、Autism Spectrum Disorder 通称:ASD)といい、神経発達障害の一種です。遺伝的な要因が関与して起こると言われており、人口の1%ほどが患っていると言われています。
症状はさまざまですが、他者とコミュニケーションをとったり、関係を築くことが苦手なことが多いと言われています。言葉の遅れや反響言語(オウム返し)、会話が成り立たない、格式張った字言語などを使う傾向にあります。
自閉スペクトラム症は、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群など、これまでいろいろな名称で呼ばれていましたが、世界保健機構(WHO)とアメリカ精神医学会により診断基準が改定され、まとめられて表現するようになりました。
広汎性発達障害は、対人関係の困難、パターン化した行動や強いこだわりの症状がみられる障害の総称として使われていたため、自閉スペクトラム症と同義語と言えます。
その中でも、通称「アスペ」という呼ばれ方で有名なアスペルガー症候群は、知能や言語の遅れがない人で、対人コミュニケーションに障壁があると診断される人のことです。
参考
出典:NCNP 病院 国立精神・神経医療研究センター
出典:厚生労働省 e-ヘルスネット
出典:MSDマニュアル家庭版
出典:株式会社Kaien – 発達障害の方のための就職応援企業
CBDが自閉症に有効である研究結果
まだ確実な医学的証明がなされている訳ではありませんが、CBDが自閉症に効果的であるという多数の仮説があるので、一部をご紹介します。
研究1|多動症や表現上の問題改善の可能性がある
自閉症に対するCBDの有効性を研究している機関は世界中にあるものの、研究自体はまだ進行中。自閉症に対する影響がどれほどのものなのかを示すデータは、非常に限られています。
トルコのチュクロバ医科大学小児神経内科が報告している研究結果によると、CBDを摂取したことにより、10人の患者(32.2%)は、行動面での問題を減らすことができ、7人の患者(22.5%)は、表現によるコミュニケーションの改善、4人の患者(12.9%)は、認知の改善、1人の患者(3.2%)には、ステレオタイプの改善があることがわかりました。
▼研究詳細 対象:自閉症スペクトラム障害と診断された33人(男性27人、女性6人)の、2歳~13歳の子供 |
また、イスラエルで4番目に大きな政府管轄の病院「Assaf Harofeh Medical Center」の研究でも、CBDが自閉症の症状を改善する可能性があることを示唆しています。
自傷行為と怒りによる攻撃などの症状が見られた34人の患者のうち、67.6%が改善され、8.8%が悪化したことがわかりました。多動性症状が見られた38人のうち、68.4%が改善され、28.9%が変化なし、2.6%が悪化しています。睡眠障害を感じる人も、21人のうち71.4%は改善され、4.7%は悪化しました。
▼研究詳細 対象:自閉症スペクトラム障害と診断された、4歳から22歳の53人 |
このように研究結果を並べて見てみると、確かにCBDは自閉症に有効である可能性が高そうだと言えます。しかし、治療目的として使用されるまでは、まだ時間がかかるかもしれません。
参考
研究2|自閉症患者に多い症状「てんかん」に有効?
てんかんは、脳の神経細胞の一部が異常に活動することで、けいれんなどの症状(てんかん発作)を引き起こす病気のこと。金沢大学によると、自閉症では、てんかんの症状が起きやすいと言われています。
イギリスのバイオ医薬品企業「GW ファーマシューティカルズ」が開発した「エピディオレックス」というCBD製剤は、てんかんに有効だと期待されている薬の一つです。
てんかん症状のある自閉症患者は、CBDを摂取することで、てんかん症状を和らげることができるかもしれません。
参考
出典:金沢大学
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