この記事は、最近話題になっているH4CBDとは何か、ついて解説しています。
H4CBDとは、CBDを水素化して生成された合成カンナビノイドに分類される成分です。
ここでは、「H4CBD」の効果・機能性、キマるのか?、安全性・違法性などを知りたい方にとって役にたつ情報をまとめています。
また、規制リスクのある合成カンナビノイドではない製品を試したい方に向けて、tokyo mooonは、「自然を吸う」をテーマに本物のカンナビスを再現したCBDベイプを新たにリリースいたしました。
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1. H4CBDとは何か?
H4CBDとは、CBD(カンナビジオール)を水素化して生成された合成カンナビノイドの一種です。CBDは大麻植物に含まれる成分で、リラックス効果や抗炎症作用などが知られていますが、H4CBDはそのCBDに水素を付加することで化学構造を変化させたものです。これは、THCを水素化して生成されたHHCと同様の生成プロセスです。
そのためH4CBDは、CBDにはCB1受容体への結合親和性(結合のしやすさ)を示しており、精神活性作用をもたらすと言われています。
ちなみにH4CBDには「9S H4CBD」「9R H4CBD」の2つが存在しますが、人体に影響があるのは「9R H4CBD」と考えられています。
2. H4CBDの効果・機能性、キマる?
H4CBDは、水素化した化学構造により、特徴的な効果と機能性を持つとされています。
期待できる効果としては以下です。それぞれ詳しくみていきましょう。
・内臓脂肪の減少
・抗炎症作用
・精神活性作用
2-1. 内臓脂肪の減少
2023年の研究では、2型糖尿病になったマウスにH4CBDを投与することで、腹部脂肪が有意に減少したと報告されています。
4週間の間、200mg/kgのH4CBDを経口で投与した結果、その他の溶媒を投与したマウス群と比較し、約15%体重を減少させたとのことでした。
この実験は、マウスを用いてのものでしたが、今後研究が進むことで、人間への影響が解明されるなど、大きな可能性を示してくれたと言えるでしょう。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37899754/
2-2. 抗腫瘍作用
H4CBDは、CBGなどと同じく抗腫瘍作用を持つのではないかと言われています。
2006年のマウスの細胞を用いた研究では、H4CBDは、白血球から作られがん細胞を破壊する「TNF-α(腫瘍壊死因子)」 に働きかけ、がん細胞を減少させたことが示唆されています。CBDには、抗炎症作用があるとされていますが、そのCBDと類似した化学構造を持つH4CBDにも、似たような作用があると考えることもできます。
この研究もマウス用いた研究ですが、がんへの有効性を示してくれ、H4CBDの今後の可能性が期待できるものとなりました。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16451075/
2-3. 精神活性作用
2006年の研究によると、H4CBDは、CBDとは異なり、CB1受容体への結合性が高いことが示唆されています。実際に製品を利用したユーザーからは、精神活性作用が報告されていたりもします。研究レベルでは、精神活性作用があるとはまだ言い切れが、そういった可能性を持った物質と考えられます。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16451075/
3. H4CBDの危険性
H4CBDの危険性に関しては、現状の研究結果を踏まえると、大きな危険性はないと言えるでしょう。
ただし、H4CBDは比較的新しい成分であるため、長期間にわたる使用が人体にどのような影響を及ぼすかはまだ明確ではありません。
また、H4CBDは他の薬物との相互作用についても注意が必要です。特に、既に薬を服用している人は、H4CBDがその薬の効果を増強または減弱させる可能性があるため、医師と相談すると良いでしょう。
加えて、H4CBDの摂取量にも注意が必要です。過剰摂取は体調不良を引き起こす可能性があるため、特に初めて使用する場合は、少量から始めて体の反応を確認することが推奨されます。
このように、H4CBDは明確な危険性がある訳ではないですが、長期使用の人体への影響、薬との相互作用には注意が必要です。
4. H4CBDは違法か?規制された?
H4CBDは2024年5月現在、規制されてはおらず、日本国内において合法です。
しかし、H4CBDは、精神活性作用(いわゆるハイになる効果)のある合成のカンナビノイドということで、規制されるリスクは十分にあると考えておくと良いでしょう。
また現時点で、どのカンナビノイドが規制されているのか、網羅的に知りたい方は以下をご覧ください。
加えて、個別成分ごとに、規制状況や効果・機能性等を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
5. H4CBDを含む製品を使っても大丈夫?
H4CBDを用いた市販の製品を使用しても問題ないの?と心配される方もいらっしゃるでしょう。
結論、H4CBDを含んだ製品に関しての使用は、おすすめしません。
前述のように、長期間使用の人体への影響が研究されていないためです。
また、市場に出回っている製品の多くが個人製造によるもので、品質管理や保証がなされておらず、粗悪なものの可能性があるからです。
これらの理由から、H4CBDを含む製品の使用は、なるべく避けた方が良いと考えられます。
6. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開しています。
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
などの取り扱いがあります。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
是非この機会にお買い求め下さい!
7. tokyo mooonのCBD原料の特徴
tokyo mooonでは、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下4つの特徴があります。
①製造実績
②アメリカ拠点設立によるさらなるトレーサビリティ向上
③QAパケットの公開
④セミナーやホワイトペーパーを通じた専門情報の提供
①製造実績
tokyo mooonでは、ベイプ、ドリンク、エディブル、化粧品全ての製品で大手企業・工場様の導入実績があり、大ロットの発注にも対応可能です。原料の提供だけでなく、最終製品の製造までのサポート体制が整っております。
②アメリカ拠点設立によるさらなるトレーサビリティ向上
tokyo mooonは23年7月にアメリカに拠点を設立し、大麻の栽培からカンナビノイド原料の抽出までのプロセスのトレーサビリティ(透明性)を高め、原料の品質を担保しております。
③QA PACKETの公開
またHP上で、各原料ごとにQA PACKET(品質保証書)を公開し、原料の品質情報を提供しております。消費期限などの原料を使用頂く上で、必要な情報が含まれていますので、ご活用頂ければ幸いです。QA PACKETについては、こちらよりご覧ください。
④セミナーやホワイトペーパーを通じた専門情報の提供
tokyo mooonは、創業以来、定期的にセミナーを開催しております。ユーロフィンQkenといった食品分析最大手の会社様との開催実績もあり、今後も業界をリードする方々とコラボして参ります。また、ホワイトペーパーも公開しており、専門情報も提供しております。
8. OFFの原料は、健康志向の人におすすめなオーガニック仕様
OFF株式会社は、CBD製品のOEM製造の受託や原料販売を行っている会社です。弊社で取り扱っている原料には、以下三つの特徴があります。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③信用・実績のあるサプライヤー
①合法性と安全性
・厚生労働省や食品検疫所の正規の手続きを経て輸入済み
・ベイプやコスメに加え、食品としての使用(ティンクチャーやグミ等)も可能
・テスト結果(CoA)等も含め、透明性を持った情報提供
・「ISO17025」(権威ある第三者認定機関が認定する規格)を取得している3rd Party Labを厳選し検査
②製造工程における各種認証
・USDAオーガニック(無農薬栽培を示すアメリカ農務省による認証)
・NON GMO(遺伝子組み替えを行った作物を不使用)
・GMP(医薬品の製造と品質管理に関する基準を示すFDAによる認証)
・GRAS(一般に安全とみなされる食品に関するFDAの認証)
③信用・実績のあるサプライヤー
・米国のオレゴン州・コロラド州に拠点を置くサプライヤーから原料を輸入
・FDAから委託を受けた大学との共同研究実績や、米国でも非常に有名な大手ブランドとの取引実績あり
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
弊社では、CBD(アイソレート、ディスティレート、ブロードスペクトラム、水溶性)、CBG、CBNをはじめとするカンナビノイド原料・テルペンの卸売りやこれらのカンナビノイドを用いた食品や化粧品ブランド開発のOEMサポートを行っております、ぜひお気軽にお問い合わせください!