この記事は、CBDベイプの使用前・使用中だけれど、使って大丈夫なのかと思っている方に向けたものです。
CBDベイプを吸うと肺に水が溜まるというのは本当なのか、CBDベイプの選び方、CBDベイプ以外のおすすめの商品などについて徹底解説しています。
また、CBDベイプやそれ以外のCBD製品をお求めの方は以下よりお試しください。
1. CBDベイプとは何か
CBDベイプとはCBDを加熱して蒸気にし、タバコのように吸入摂取する製品です。
CBDベイプにはさまざまなタイプがあり、個人の好みや使いやすさで商品を選ぶことができます。
まず大きく分けて、CBDリキッドやCBDベイプオイルを吸入器具にセットして使うタイプと、CBDベイプペンのように吸入器具にすでにセットしてあるタイプの2つに分けられます。
吸入器具にセットして使うタイプには、カートリッジごと交換するカートリッジ交換タイプとCBDリキッドを注入して使う充填タイプとがあり、CBDベイプペンには、使い捨て式と詰め替え式の2種類があります。
CBDベイプは吸入することで肺からCBDを摂取します。吸入摂取のメリットは、吸収率が17〜44%と他の摂取方法と比較して高いことと、効果の発現時間が2〜15分と短く、すぐに効果を体感できることです。それに対してデメリットは、効果の持続時間が2〜4時間、場合によっては1時間程度と短く、効果がすぐに切れてしまうことです。
CBDリキッドについてもっと詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
CBDリキッドの効果とは?おすすめCBDリキッドを3つご紹介!
2. CBDベイプで肺に水が溜まる!?
CBDベイプを吸うと肺に水が溜まるのでしょうか?
結論から申し上げますと、肺が煙を吸収するメカニズムを考えるかぎり、よっぽどのことがないとCBDベイプでは肺に水は溜まらないといえます。
肺のメカニズムや肺に水が溜まる要因、CBDベイプを避けるべき疾患などについて説明していきます。
2-1. 肺が呼吸するメカニズム
肺は、呼吸することで酸素を取り込み二酸化炭素を排出する臓器です。
気道から酸素が肺に入ってくると、肺胞という毛細血管に囲まれた器官に取り込まれます。肺胞は、取り込んだ酸素を毛細血管に送り、毛細血管から二酸化炭素を受け取ります。その後、受け取った二酸化炭素を気道から呼気として排出します。これが肺の働きの一連のメカニズムです。
さて呼吸で取り込んだ空気の中には、酸素だけでなく水蒸気なども含まれていますが、取り込んだ水蒸気は肺に溜まらないのでしょうか。
取り込まれた水蒸気の一部は酸素と同じように毛細血管に吸収され、その他の水蒸気は二酸化炭素と同じように呼気から排出されます。そのため、肺胞に水が残ることはありません。
お風呂や加湿器などで、私たちは日常的に水分の多い空気を吸うことがありますが、水分を吸い込んでも肺胞に水が溜まらないのは、臓器が正常に働いて肺から取り込んだ水分を身体に吸収したり、体外に排出したりしているからです。
2-2. 肺に水が溜まる要因
肺に水が溜まることは健康であれば考えられません。しかし、心臓に病気があったり、肺炎や敗血症、重症の外傷などがあったりすることによって肺胞に水が溜まる肺水腫という病気を発症することはあります。
たとえば、全身に血液を送る役割をしている心臓の左心室の働きが弱くなってしまうと、全身に血液を送り出せず、前方の肺静脈に血液がうっ血するという状態になります。血液がうっ血した結果、肺胞内に水分が漏れ出して水が溜まってしまうのです。
このように病気や特別なことがない限り、肺に水は溜まらないといえます。
2-3. CBDベイプで肺に水は溜まらない
肺が健康な人であれば、肺が呼吸するメカニズムが正常なため、たとえ水分を肺から取り込んだとしても肺に水は溜まりません。
また、肺水腫を発症するメカニズムとCBDベイプとは無関係であることからも、CBDベイプでは肺に水は溜まらないことが分かります。
ただしすでに肺水腫を患っている場合は、ベイプを吸うことで死亡リスクが高まるのでCBDベイプは使わないでください。また、蒸気になったCBDは呼吸器系を刺激する可能性があるため、呼吸器系の疾患や過敏症がある人も、CBDベイプは避けたほうがよいでしょう。
3. CBDベイプは危険?
CBDベイプは、吸収率の高さや効果の発現時間の速さで人気の製品ですが、一方でCBDベイプは危険なのではないかという声もあります。
2023年の研究であるマウスとヒト細胞でCBDとニコチンの肺損傷誘発を見た研究では、CBDの吸入がニコチンの吸引よりも肺に損傷を与える可能性があることを示唆しました。
また、CBDベイプに含まれている溶剤や防腐剤も問題視されています。プロピレングリコールや植物性グリセリン、ビタミンEアセテートなどの溶剤や防腐剤にがんや肺炎、喘息、アレルギーなどを引き起こす毒性があるかもしれないことが報告されているのです。
さらに、CBDベイプは危険だというイメージをより広めている一番大きな原因は、低品質なCBDベイプによる死亡事故や健康被害です。
CBDベイプの市場には日本では違法のTHCや、合成カンナビノイドという違法ドラッグなどが混ざり込んでいるような低品質な製品も出回っています。そのような低品質のCBDベイプを摂取してしまい、意識を失ったり、呼吸困難になったり、酷い場合には死亡事故になったりした結果、ベイプは危険だと考える人が多くなりました。
CBDの蒸気吸引が呼吸器系の問題を起こす可能性があるという研究結果が出ている以上、CBDベイプが100%安全とは言い切れません。そのため、不安な場合はベイプ以外の商品を試すことをおすすめします。
だたし、吸収率の高さや発現時間の速さなどでCBDベイプに頼りたい人も中にはいるでしょう。その場合は、品質の高い製品を選び自分にとっての適切な摂取量を守るなど、できるだけ安全に摂取するようにこころがけてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
CBDリキッドってやばい?!吸っても大丈夫なの?薬剤師が徹底解説
参考資料:Not all vaping is the same: differential pulmonary effects of vaping cannabidiol versus nicotine
4. CBDベイプ以外の商品でおすすめは?
CBDベイプ以外のおすすめの製品を紹介していきます。
4-1. CBDドリンク
CBDドリンクとは、CBDを含んだ飲み物のことです。ジュースやコーヒーなどさまざまなフレーバーが販売されていて、おいしくCBDを摂取しながらCBDに期待されている効果を得ることができます。
CBDドリンクは、経口摂取という口から飲む方法で摂取します。経口摂取の吸収率は、6〜15%と低めですが、効果の持続時間は長いものだと12時間ほどあり、長い時間効果を体感することができます。
tokyo mooonでは、「Chilling High」という商品を販売しています。
Chilling Highは、お酒の代替品としておすすめです。アルコールを身体が受け付けない、酷い二日酔いになりたくない、けれどパーティーや食事会でリラックスして会話を楽しみたいという方は、ぜひChilling Highをおためしください。
CBDドリンクについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
CBDドリンクのOEMの進め方【高品質・小ロット・低予算・短納期】
CBDのドリンク(飲み物)の効果とは?おすすめの製品を紹介!
【徹底解説】水溶性CBDとは?吸収率は一般的なCBDの1.65倍?
4-2. CBDオイル
CBDオイルとは、CBDをオリーブオイルやココナッツオイル、MCTオイルなどのキャリアオイルに溶かしたもので、CBD製品の中で非常に人気の高い製品です。CBDオイルにもさまざまなフレーバーが販売されていて、好みの味を楽しみながらCBDに期待されている効果を体感できます。
CBDオイルは、舌下摂取という舌の裏側の太い血管からCBDを吸収させる方法で摂取します。
舌下摂取は吸入摂取ほど吸収率は高くないものの、6〜20%、場合によっては35%ほどの吸収率があり、経口摂取と比べて吸収率が高いことが特徴です。また持続時間は4時間程度と長めなことも人気の理由になっています。
tokyo mooonでは、高濃度CBDオイル〜Relax〜、CBD×CBNオイル〜Recovery〜、CBD×CBGオイル〜Focus〜と3種類のCBDオイルが販売されています。それぞれ「リラックスしたいとき」「回復したいとき」、「集中したいとき」とご自身の状況に合わせて選べます。ぜひおためしください。
CBDオイルについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
5. CBDベイプの選び方
5-1. CBDの種類で選ぶ
CBDベイプをCBDの種類で選ぶという方法があります。
CBDには製法により3つの種類があります。
・フルスペクトラム(大麻草の成分をTHCを含みすべて抽出したもの)
・ブロードスペクトラム(フルスペクトラムのCBDからTHCのみを取り除いたもの)
・アイソレート(大麻草の成分からCBDだけを抽出(純度99%)したもの)
の3種です。
THCが入ったフルスペクトラムは日本では違法となるため、通常は販売されていません。ただし、THCが未検出レベルの大麻草から作られたTHCフリーのフルスペクトラムというのもあり、こちらは日本でも合法で購入することができます。
フルスペクトラムとブロードスペクトラムはアントラージュ効果という相乗効果が期待できるため、CBDに期待されている効果を体感しやすいというメリットがあります。
アイソレートは、アントラージュ効果は期待できませんが、麻独特のにおいがなく他の製法のCBDよりも比較的安価というのがメリットです。
それぞれの特徴を考えながら自分に合った製品をえらんでみましょう。
5-2.CBDの濃度で選ぶ
CBDベイプは、CBDの濃度によって体感度が変わってきます。そのため、CBDの濃度で選ぶのもとても重要です。
10%以下の濃度の低いものは、初心者におすすめです。CBDベイプは吸収率が高いため、低い濃度から始めて体と慣らしていくことをおすすめします。
10%〜30%の濃度は、CBDに期待されている効果を体感しやすい濃度です。リラックスしたいときに摂取するうってつけの濃度といえるでしょう。
30%以上の濃度は、効果をかなり体感できます。30%以下では効果を感じられないという場合や、効果を強く体感したい場合におすすめです。ただし、効果が強すぎてしまうことも考えられるため、慣れるまでは低濃度で摂取するか、吸入する量を少なくして摂取するようにすることをおすすめします。
5-3. 第三者機関で検査済みのものを選ぶ
CBDベイプを安全に摂取するためには、品質の高い物を選ぶことが必須です。そのため、第三者機関で検査済みのものを必ず選ぶようにしてください。
CBD製品の中には、個人輸入などで海外から輸入された低品質な製品も混ざり込んでいます。日本では違法のTHCが入っていたり、身体に害を与える重金属や、農薬、合成カンナビノイドが入っていることもあります。
このような製品を誤って摂取してしまうと、意識を失ったり、呼吸困難になったり、酷いときには死亡してしまったりすることにもなりかねません。
第三者機関に検査を依頼しているような信頼性の高いメーカーは、検査結果を公表しています。購入する前にご自身の目で検査結果を確かめて、品質の高いCBDベイプかどうか確かめるようにしましょう。
6. CBDベイプの吸い方
CBDベイプの吸い方は次の通りです。
1.温度は195〜225℃で設定する
CBDは230℃で燃焼してしまいます。燃焼したCBDは舌や喉に強い刺激を与えるため、咳き込んでしまうことがあります。
2.ゆっくりと口に蒸気をためる
口の粘膜からCBDが少しずつ身体に吸収されるように口に蒸気をためます。
3.口にためた蒸気をゆっくり吸い込み、蒸気を肺に送ってじっくり貯める
ゆっくり吸い込むことでCBDが肺の奥深くに届きます。吸い込む速度は一定に保ってください。
4.蒸気をゆっくり吐き出す
10秒くらいを目安にしてゆっくり吐き出しましょう。
CBDベイプの吸い方の詳細は、こちらをご覧ください。
7. tokyo mooon CBD商品のご紹介
tokyo mooonでは、大麻が一般的な植物と同等に扱われる「大麻のノーマライゼーション」を目指し、各種CBD商品を展開致しております!
主な商品としては、
・CBDべイプ
・CBDオイル
・CBDウォーター
・CBDグミ
がございます。
カンナビノイドの原料屋さんとして、原料へのこだわりは勿論、海外の研究事例などを参考に開発した商品などを取り揃えております。
また、ものづくりにもこだわっており、海外の研究事例を参考に味や体感などの嗜好性を探究しています。是非この機会にお買い求め下さい!
また、Amazon購買ページもございますのでそちらもご覧ください。
8. tokyo mooon 高品質CBD原料とOEMのご紹介
tokyo mooonは、CBD製品のOEMや原料卸を行っています。
取り扱い原料の特徴は、以下7つです。
①合法性と安全性
②製造工程における各種認証
③大手企業との取引実績
④納得のいくフレーバーや体感の追求
⑤選べる多様なカンナビノイド
⑥市場理解と商品企画の支援
⑦小ロット・短納期
CBD製品のOEM製造や原料に興味がある方は、お気軽にご相談ください。