【業界ニュース】CBD・ヘンプ業界で巻き起こる海外、国内動向まとめ(9/27〜10/3)
約5分で国内外のCBD業界のホットトピックが丸わかり。9/27週も盛りだくさんの最新の市場動向をお届けします。 1. 国内動向 1-1. 医療大麻解禁に使用罪創設!?、第4回大麻規制検討小委員会サマリー 9月29日(木)、大麻規制検討小委員会の第4回が開催されました。 議論で使用された資料はこちらよりご確認頂けます。 改正の大きな方向性 今回はこれまでの議論の取りまとめということもあり、新しいトピックに関して議論されることはありませんでしたが、今回の会合で当局が考える規制の大きな方向性がはっきりと見えてきました。 その方向性とは、これまで行われてきた議論の通りで、「医療大麻の解禁」と「大麻使用罪」の創設に尽きます。 メディアの反響 今回の会合を経て、ようやくBloombergのような大手海外経済メディアも大麻取締法改正に向けた具体的な議論が日本で行われていること、医療大麻解禁に向けて進んでいることなどが報じられました。 Yahooニュースでも今回のニュースはピックアップされ、1,000件以上のコメントがつき、ネット上でも大きく話題になりました。 また、会合の翌日30日にアベプラにて大麻取締法改正に向けた特集も組まれました。 医療大麻解禁に向けた具体的な方向性 部位規制の撤廃 これまで茎種以外の部位から抽出されたカンナビノイドを原料にする医薬品は規制対象でした。海外の大麻製剤は茎種だけでなく、花などからも抽出したカンナビノイドを用いた医薬品ばかりです。 この規制が存在することで、海外の大麻製剤を流通できないとなると大きな問題です。 法改正後は、部位でなく成分に着目し、医薬品医療機器等法に基づく承認を得た医薬品について、輸入、製造、処方(施用)が可能になる予定です。 大麻取締法第四条の改正 大麻取締法第四条においては、大麻から製造された医薬品の施用・受施用、交付、受施用が禁止にされているため、改正される予定です。 免許制度と流通管理の仕組みの導入...