【原料選び編】CBDビジネスを始める人へ
これまでCBDビジネスを行ってきた経験から、CBDビジネスを進める上でつまづきがちなトピックについてシリーズで触れていきたいと思います。今回はCBDビジネスを行う上でかかせない原料選びについてです。 また、CBD原料に関する詳しい情報をお探しの方は下記よりご覧ください。 参考: CBD(カンナビノイド)・テルペンの原料卸販売 1. CBD原料の種類 CBDの原料は大きく分けて下記の3種類に分かれます。 麻に含まれる成分は数多くありますが、何を取り出しているかによって呼び方が異なります。 フルスペクトラム こちらはTHCが含まれているため、日本では販売することができません。稀に見かける場合は、表示方法を誤解している、または違法に流通している可能性があります。 ブロードスペクトラム CBD以外の様々な薬理成分が含まれており、Distillate(蒸留物)として色の付いたの粘度の高い蜂蜜のような液体または固形のワックスで販売されています。少し草っぽい匂いがあります。価格は日本国内だと1kgあたり50万円〜110万円です。 【原料解説】CBDブロードスペクトラムとは?アイソレート・フルスペクトラムとの違いも アイソレート CBDのみが抽出されたもので、白い粉で販売されています。価格は日本国内だと1kgあたり40万円〜100万円です。ブロードスペクトラムよりも10万円ほど安いのが一般的です。 CBDアイソレートとは?ブロードスペクトラムとの違いは?【原料卸売も実施中】 海外での栽培状況や需給によって価格は変動します。 原料を見る 2. 原料を選ぶポイント 原料になぜここまで価格の差が開くのでしょうか。売り手は様々な謳い文句で販売をしますが、惑わされずに、下記のポイントだけ確認しておけばOKです。 法律への準拠 厚生労働省の麻薬取締部がこちらで触れていますが「CBD製品の大麻非該当性の確認について」という審査基準があります。これに準拠している製品かどうかを確かめるのに下記3点を確認しましょう。 茎種抽出のCBDであることを示す製造工程の写真 茎種抽出のCBDであることを宣誓する書類 違法成分であるTHCが含まれていないこと示すCoA こちらは後ほど読み方を解説します。CoA(Certificate...